肩こりとインナーマッスルとの関係

 

肩こりは、多くの現代人が悩まされている症状のひとつです。肩こりが酷くなると、頭痛や吐き気などを引き起こすこともあり、これを患っている人にとっては、かなり厄介なものなのです。

 

実は、この肩こりとインナーマッスルとの間には、深い関係があるのです。そして、インナーマッスルの疲労が原因となって、肩こりが引き起こされることもあるのです。そのメカニズムはこういうことになります。

 

まず、慢性的な運動不足によってアウターマッスルが弱くなります。アウターマッスルが弱くなってしまうと、本来はアウターマッスルが行なうはずの仕事の一部を、インナーマッスルが肩代わりしなければならなくなります。そうなると、インナーマッスルの負担が大きくなり、疲労が溜まっていくようになるのです。

 

つまり、アウターマッスルをあまり使用しないでいると、そのツケをインナーマッスルが支払わなくてはならなくなり、それが肩こりの原因になる可能性があるわけです。これは、日常生活において、適度な運動が必要であることを意味します。

 

普段から適度な運動をしていれば、肩こりにはなりにくいということです。アウターマッスルとインナーマッスルは、お互いに協力し合って体を動かしています。そのため、両者のバランスをきちんと取っておくことが大切なのです。