インナーマッスルとは

 

インナーマッスルとは、一般的な筋肉であるアウターマッスルの内側にある筋肉のことです。アウターマッスルが赤い筋肉と呼ばれることに対して、インナーマッスルは白い筋肉と呼ばれています。

 

私達が普通に筋力トレーニングと呼んでいる運動は、大胸筋や三角筋等のアウターマッスルを鍛えている場合がほとんどです。しかし、近年になってインナーマッスルの重要性が分かってきたこともあり、インナーマッスルを鍛えるための運動方法も、色々と開発されてきています。

 

アウターマッスルは、腕や脚など身体を動かす時に直接作用する筋肉です。それに対して、インナーマッスルには身体を動かす時に、身体を安定した姿勢に保ったり、身体の動きのバランスをとったり、関節を固定するなどの役割があるのです。つまり、インナーマッスルはアウターマッスルの補助的な役割を担っているのです。

 

インナーマッスルは激しく強い動作をする時に主要に使われる筋肉ではありませんが、実は日常生活の全ての動作で働き続けている筋肉なのです。このインナーマッスルは、だいたい30代を過ぎると衰えてきます。そのために、肩こり、腰痛、関節痛などの原因ともなってきます。よって、健康を保つために、意識してインナーマッスルを鍛えることが重要であることが、近年では注目されるようになっているのです。